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我が家に動物が途絶えたことはなかったんです。
沙羅が死んだときも、多紀がいたからみんながんばれたんです。
でも今回多紀が死んで、動物がいなくなってしまった我が家。
本当は15日は、こま婆も長女も夜用事がある日で、私が早く帰って
多紀の世話をする段取りになっていました。
だから昨日、早めに仕事は終えたけど、家に帰っても出迎えてくれる
多紀はもちろんのこと、動物は誰もいないと思うと悲しくて寂しくて
鳴きながら玄関の鍵を開け、リビングに入りました。
すると・・・
猫が。
多紀が亡くなる数日前から、家の裏のマンションの外階段で子猫が鳴いていたのですが
何でうちの中にいるの?
思い起こせば、家の裏のマンションで鳴き続けている子猫を以前連れて帰ったことが
ありました。それは今は亡き十海(とみ)だったのですが・・・。
同じシチュエーションで鳴いている子猫はそれ以来で、
でも誰が連れてきたの?
・・・結局
こま婆が連れてきたらしいことが判明!
びっくり。今まで絶対そういうことはしなかったこま婆なのに。
しかも、去勢しなくちゃ、とか、
自分一人で獣医に連れて行くとか言ってるし。
長女も私も、びっくりした15日の夜なのでありました。
でも、やっぱり動物がいる方がいいですね。
多紀との思い出は、生活とかよりもやっぱり競技会とか訓練とかそういうことでの
思い出がほとんどで、何をどう書いていいのか思い浮かびません。
多紀との関係は、沙羅とも違って・・・
パートナーというか、コンビというか、相棒?
なんかそういう対等の関係でした。
寂しいという気持ちもあるけれど、もっともっと可愛がればよかったなと
何かそういう気持ちが沢山あります。
最近のしんどかった多紀の姿のほうがまだ残りすぎていて・・・
徘徊がひどくてひどくて、もうあちこちに頭をぶつけてしまって血だらけで。
でもやっぱり多紀とは色んなことに挑戦してきたから、
付き合ってくれてありがとうって感じかな?
今日(13日)は本当は仕事はお休みだったんだけど、緊急の移植が入って
急変した患者さんへの緊急手術でした。
もう一刻をも争う状態で・・・何とか命を繋げて移植手術へ望みをかけました。
それで仕事中に多紀が死んだと連絡を受けて、チョット抜けて家に帰って
顔を見て、彼に母の事をお願いして来てもらい仕事に戻ったのです。
でも涙ばっかり出てきて・・・
多紀は死んで
死の危機を乗り越えた患者さんの手術はうまくいって
その横の手術室では、緊急帝王切開をやっていて、赤ちゃんが産まれてて
あー。生命ってなあ。ほんと、命って。
多紀の死
死から生への移植手術
生命の誕生
全部を感じた一日でした。
涙ばっかり流れていたけど、帝王切開で赤ちゃんが生まれてきたのを見て
ホント、こう、何か救われました。
あ、去って行く命もあれば、またこうやって生まれてくる命もあるんだーなあって。
もう書いていることが支離滅裂ですが
多紀は本当によきパートナーで、それは今も変わらない事実。
今夜は久しぶりに一緒に眠ろうね。