沙羅が旅立ちました

昨夜、沙羅が旅立ちました。

夕方まで元気いっぱいだったのですが、急に苦しくなり、あっという間に旅立ってしまいました。
母から様子がおかしいとの連絡を受けていたのですが、私はどうしても抜けられない飲み会があって。その前に家に立ち寄る事もできたのですが、状況を見るとまた出て行けないと思って、薄情ながらあえて帰りませんでした。

飲み会が終わったと同時に家から電話があり「すぐ帰ってきたほうがいいよ」とのことで、タクシーに乗って帰りました。

帰るともうだいぶ冷たく硬くなった沙羅が横たわっていて、もう呼吸は止まっていましたが心臓はまだ動いていました。
そして、まもなく旅立ちました。

私のことが怖いから（笑）待っていないといけないと思ったのかな？

私は沙羅が苦しかった最後の数時間を全く知らないので、ただただ眠っているようにしか見えなくて実感が湧きませんでした。でもやっぱり今朝起きると、寂しいですね。尻尾振ってスリッパくわえて「おはよう」って近寄ってくる朝の儀式がないのがほんとに寂しかったです。

父が今夜帰ってくるので、もう一晩一緒に過ごして、明日お別れしようと思います。
沙羅らしく最後まで明るく、我慢強く、優しく旅立ちました。
沙羅のお蔭で沢山の出会いもあったし、世界も広がりました。

今まで沙羅のことを可愛がってくださって、本当にありがとうございました。







少し前に新聞を読んでいた沙羅