沙羅

昨日沙羅を送ってやりました。
金曜日の亡くなった直後から、びっくりするくらいたくさんの方が沙羅に会いに来てくれました。








沙羅が小さい頃から一緒に遊んだ友達や、ずいぶん長い間会っていなかった友達、訓練、競技会、遠征旅行、ドッグカフェ、川遊び、BBQ、セラピー、山登り、海水浴、デイキャンプ…たくさんのことを一緒に楽しんでくれた友達。
沙羅のおかげで今までほんとうにすばらしい出会いとすばらしい経験をさせてもらいましたが、今回沙羅は亡くなることでたくさんの懐かしい人との再会を経験させてくれました。

たくさんの思い出話に花が咲きました。

他にもメールをくださったり、お花を贈ってきてくださったり、写真を届けてくださったり、沙羅のことを思ってくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

沙羅との色々なことを思い出してはまだ涙が止まりませんが、これはああすればよかったとかこうすればよかったとか、そういう後悔や自責の涙ではなくて、ただただ「ありがとう」って言う感謝の涙だなあと思います。

沙羅には9年間、家族の誰もがたくさんのストレスを癒してもらいました。
祖母の介護でぎくしゃくしていた家族が、沙羅の笑顔で癒されました。
私もたくさん自分のイライラを沙羅にぶつけたし、ひどいことを言ったし、怒りをぶつけたし、沙羅には我慢やつらい思いをたくさんさせたと思います。
でも沙羅はいつでも私たち家族のそばにいてくれて、ただただ黙って癒してくれました。

たくさんの優しさや愛情を与えてくれました。
沙羅と出会ってよかったです。

多紀は…
多紀はお別れの時、リビングから玄関に沙羅の入った箱を移動させるためみんなで持ち上げた瞬間、大あわてで後を追い、玄関先で箱の中に首をつっこんでそばを離れようとしませんでした。多紀が泣いていました。グググ・・・と声を出しました。
いつまでも箱をのぞき込んで沙羅の顔を見ているので、多紀を箱から引き離し蓋をしました。
運び出すときも、多紀は後を追おうとしていました。リードをつけて一緒に見送りました。

一番つらいのはきっと多紀なんだなあと思いました。
だから家族みんなで多紀を支えてやります。

本当に皆様、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

・・・・・

沙羅へ

沙羅ありがとう。
私はあなたの優しさを思い出して、当分涙することも多いと思います。
でもそれはあなたを失った悲しみの涙ではなくて
あなたと出会ったことを感謝する涙です。

だから私たちの縛りから自由になって
私たちのことを心配せずに、好きなことをしたらいいからね。
ただ一つ、多紀のことだけ守ってやってください。

お願いね♪