ありがとうございました

沙羅が亡くなった時は、多紀がいたのでみんな多紀に助けられたし

多紀を元気付けようと頑張れました。

でも、やっぱり誰もいないとなると、生活に張り合いがないし寂しいですね。

 

多紀が亡くなって、沢山の方に暖かいメッセージやお花、弔問していただき

私たち家族は随分癒されています。

立て続けに二匹が逝っちゃって、ホント皆さんに助けてもらいっぱなしです。

 

←沢山のお花に囲まれているさらたき

←最後の競技会で取ってポイントカードを入れてやりました。

   天国行きの切符にな～れ♪

←多紀の血統書名である「ガーベラ｣をいっぱい飾ってやりました。

多紀は、私がすごく飼いたくて家族の反対を押し切って飼い始めた子です。

最初はショーチャレンジがしたくて迎えました。

だから、沢山の挑戦をしてきました。

 

多紀の競技会デビューは生後8ヶ月のPDでした。

PDでは4部服従で1才ちょうどの頃に始めてガウンをゲットして、その時初めて

訓練競技会の面白さを知りました。

PD競技会では4部服従→3部服従→2部選別→1部選別と段階を上げていきましたが、

一緒にステップアップしていくのは本当に楽しかったものです。

各部門で合計11か12枚くらいのガウンをゲットしました。

 

JKCにもいっぱい挑戦してきました。

JKCの規定を知らなくて、多紀は生後8ヶ月の時にJKCの登録もしないまま

競技会に出たこともあったなあ。

東京のディンキーパパに出会って、JKCの規定を教えていただき、自分で取り寄せて

初めてポイントカードを取ったのが愛媛での競技会でした。

あの時初めて父と一緒に競技会にいて、父がすごく喜んでくれたのを覚えています。

そしてその時リティ&ピクちゃんも一緒に遠征してくれて、純粋に楽しかったなあ。

 

そこからすごく競技会にはまっていって、西は山口、東は霧ケ峰まで遠征しました。

ショーではPDの日本チャンピオンにも挑戦しました。

 

段階を上げていく中で警察嘱託犬にも挑戦しました。

多紀と一緒に仕事がしたかったんです。

そして合格していくつかの現場にも出動しました。成果は得られなかったけど

良い経験をさせてもらえたし、素晴らしい人との出会いもありました。

 

セラピーでもいい役割をいっぱい果たしてくれました。

黒いから妙に男の人に好かれる多紀で、沢山の男性利用者さんたちが

多紀を指名してくださいました♪

 

今回多紀が亡くなって、一番悲しかったのは・・・

私が自分で多紀が欲しくて飼った子だったのに、最近自分の事を優先するあまり

多紀の世話がほとんど出来ていなかったことです。

それがいつも辛くて、でも向き合えなくて、家族に任せっぱなしな自分に腹も立つし

来月家を出るにあたってとにかく多紀の世話を家族にお願いすることが心苦しかったです。

ずっと引っかかっていたことでした。

 

それを知ってか知らずか、多紀は逝きました。

自ら身を引いてくれたような気がして、すごく苦しいです。

 

でも多紀を送り出した日の夜、多紀の声が聞こえたんです。

メッセージが聞こえた気がして・・・信じられないと思いますが私には聞こえたんです。

それで、多紀がもし自ら身を引いてくれたとしても、だったらなおさら私はそれをありがたく

受け止めて行こうと思えるようになりました。

 

家族みんなさみしくて辛かったし、それぞれに思うことはあると思うけど

多紀を送った翌日に我が家に猫が来た事だって、いつまでも悲しんで欲しくないって言う

沙羅と多紀からの贈り物かもしれないですね。

 

三女がグアムで挙式をする時、沙羅の調子が悪かったら私か長女が沙羅の世話のために

日本に残ろうと思っていました。そうしたらその1ヵ月半前に沙羅が逝きました。

私は2月に結婚するのですが、来月には引っ越す予定にしています。

多紀も逝っちゃって・・・。

 

沙羅は金曜日の夜、多紀は土曜日のお昼

ちゃんと単身赴任中のかず爺が帰ってくる日を考えて二匹とも逝っちゃうし

沙羅も多紀も、いい子すぎだよね？ほんと、いい子たちだったなあ。

 

1月5日に産まれる予定のラブラドールですが、エコーでおなかの中に子犬たちが見えなかったそうです。

まだ早いってことかな？かず爺もこま婆も長女も、前向きに待っています。

そして舞い込んできた子猫も「さん太」と名付けられ、今日で3日目の夜を迎えています。

 

これからどうなっていくか、まだまだ分からない事もあるけれど

さらたきにで会えた事に感謝しながら、また新たな出会いを心待ちにしています。