1年間を振り返る～～

昨日は警察嘱託犬の競技会だったようです。

 

思い起こせば1年前の競技会・・・

多紀はすごくだるそうで、服従競技がむちゃくちゃだったなあ。

審査してもらうのがすっごく恥ずかしかったのを覚えています。

障害飛越ができなくなっていたので棄権したし、脚側も史上最悪の服従で

閉会式のときに悲しくて涙をこらえていたなあ。

 

その閉会式で、選別の敢闘賞で名前を呼ばれて！

背筋がぞわぞわしたのを今でも覚えています。

すごく嬉しかった～～～。救われた気がしました。

 

あまりの多紀の変わりよう（動きの悪さ）に

競技会の後獣医さんに直行して、しばらくしてクッシングと分かり

11月末のJKC競技会を最後に引退となった多紀。

 

あれから1年色々ありました。

沙羅が死んで、多紀が病気になって、競技会も訓練もできなくなったうえに

ちょうど仕事のほうでもこの頃色々ゴタゴタがあって、失うものも多くて

この9年間打ち込んできた自分の全てを失ったような気がしたものです。

 

でも人間いいときがあるから悪いときがあるし、

そこを乗り越えたときの喜びが格別であることを、選別を通して多紀に

何度も教えてもらってきたから、うまくいかない時にはじっと耐えていくしかなく

保守的になる自分と向き合うしかなかったのです。

 

嘱託の引退は、表向きは多紀の体調不良が理由でしたが、

本当は他に辞める理由がありました。

だから周りから「早く次の犬を！」と激励される度に、もう次の犬を育てることも

できないことが訓練関係者の誰にも言えなくて、勝手に辛がってました。

 

今年の委嘱式の日（6月）に嘱託の任期が切れて

制服も全部返して

ようやく、やっと、気持ちを切り替えることができました♪

 

そしてその頃ずっと側で支えてくれていた彼との結婚も決まりました。

ホントよく支えてもらいました。感謝しているよ。ありがとう。

 

沙羅や多紀がいたから彼と出会えたんですよ。

全部ちゃんとつながっているんです。不思議ですね。

 

結婚となると色々大変なこともあるけれど、前向きな悩みは楽しいです。

それも↑で書いたように、選別で壁を乗り越えることの楽しさを

多紀にいっぱい教えてもらったからかな？

最近多紀に構ってやれなくて、それが気がかりでしたが

占いの○っちゃんに多紀のことを聞いたら、

「少し前はストレスでいっぱいだったけど、今は満足している」と言うことでしたから・・・

（訓練、多紀、やっぱり嫌いだったのね。で、今は満足しているのね）

ちょっと複雑だけど、多紀は多紀で状況に適応できているのかなーと思ってます。

 

それから

次の犬が我が家に来るかどうかは、神のみぞ知る！

いいタイミングで、いい出会いがあったら、そのときには来ると思います。

縁が大事なのでね。

いずれにしても嫁いでいく私に決定権はないのです（笑）

どうなることやら～～～♪